奄美市
概 要
奄美大島は、鹿児島から南へおよそ380キロメートルに位置し、全国の島の中で、佐渡島に次ぎ2番目に大きな島です。(沖縄本島は除く)
奄美市は、本島全体の約4割を占め、中核都市としての機能を持つ名瀬地区(旧名瀬市)、緑豊かな森林と清流を持つ住用地区(旧住用村)、広い農地と美しい海岸線を持つ笠利地区(旧笠利町)で構成されています。
(2006年)平成18年3月20日、名瀬市、住用村、笠利町が合併し、新たに「奄美市」が誕生しました。
飛び地合併により、市の北部約5分の1が切り離されて存在する形態となっています。
北部(笠利地区)は山の少ないなだらかな地形で、美しい海岸線を有しています。奄美市南部は大半を山岳部で占められており、学術的にも(住用地区)貴重な動植物が生息しています。
市内最高峰は金川(かねんご)岳(528m)、主な河川は住用川(16.5km)、役勝川(14.5km)です。
マングローブの原生林(住用地区)、国の特別天然記念物アマミノクロウサギなど太古の生命が息づく金作原原生林、奄美十景として知られる夕陽の美しい大浜海浜公園、美しい水平線と亜熱帯の風景を思い起こさせるあやまる岬など多くの自然と景勝地を有します。
男性 | 20,088人 |
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女性 | 21,582人 |
総人口 | 41,670人 |
23,605世帯 |
位 置
奄美群島は、鹿児島市の南西約370~560kmの範囲に広がる有人8島(大島本島(加計呂麻島・請島・与路島)、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)の総称で、総面積は1,239平方キロメートル(大島本島は約720平方キロメートルで、佐渡島に次ぐ面積)です。
奄美市は、その奄美大島の北部に位置する群島の拠点都市で、面積は308.28平方キロメートル(平成30年9月時点)、南は太平洋に、北は東シナ海に面しています。
気 候
奄美大島の気候は亜熱帯海洋性で、四季を通じ温暖です。
ここ30年間の統計で、日平均気温は10℃以下になる日はなく、年平均気温が 21〜22 ℃で,鹿児島に比べ 3 ℃高く、年変動が小さい。
降水量は全般的に多く、年間約3,000mmの雨が降ります。
冬期間でも月降水量が 150mmを超え、日本では有数の多雨地帯です。
日照時間は年間日照時間が 約1,360 時間で、夏から秋にかけて多く、冬から春にかけて少ない。
台風の常襲地でもあり、7月〜10月は台風の影響を受けやすくなります。
(1市2町2村共通)